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画家ルドゥーテの「バラ図譜」

ナポレオンの皇后ジョゼフィーヌはバラを愛好し、250種類のバラをマルメゾン宮殿の
庭に植栽していました。

そのバラをルドゥーテに描かせて出来たのが、「バラ図譜(Les Rose)」です。
169種類のバラが精密に描かれ、現在でもボタニカル・アート(植物画)の傑作と評価さ
れるだけではなく、植物学においても重要な資料となっています。

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〜ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ (Pierre-Joseph Redoute)〜
                                                   1759年7月10日-1840年6月20日

ベルギー出身。
芸術家の家系で育ち、幼い頃から絵に親しんでいました。

10代後半からパリの兄の工房で装飾画家をしていましたが、植物の挿絵を手がけた事
がきっかけで、植物画の世界に入ります。

彼の植物画は、その精密さから当時の園芸家からも高い支持を受けていました。

そして植物画(博物画)の世界で数々の功績をあげ、大作「バラ図譜」が完成します。
「バラ図譜」は、ジョゼフィーヌ妃の死後1817年から1824年にかけて出版されました。

ルドューテは、ほかにも「ユリ科植物図譜」などいくつかの図譜や博物画を残しますが、
なかでもこの「バラ図譜」が最高傑作といわれています。

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